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決戦!!我慢我慢だ藤襲山 ページ13

『やっば、日ぃ暮れた』



遡ることちょっと前


私は今狭霧山まであと山一つというところまで来ています。その山の麓にいるわけですが、今はちょうど昼時、このまま山に登るか今日はやめといてここの街の宿に泊まるかと言う大きな二択を課せられているのです。取り敢えず右手と左手でジャンケンしてみて左が勝ったら山に登ることにしました。何度も何度もあいこを重ねた結果左が勝ったのです。故に、山へ登ることとなりました。
そして冒頭の言葉となるのです。

戻れ!現実逃避な自分!
兎に角走ろ。山の麓目指して。山なんて三角な形してんだから真っ直ぐ歩いてりゃ麓に着くべ。いざ!だぁしゅっ!
あんかあの木さっき見た気が…しないない!だぁしゅっ!
あーあー歩いても歩いても木。飽きてきた。もうあたり真っ暗だし…寂しくなんか、、ないない!!だぁしゅっ!
前方にキモイやつ発見


「久しぶりの食事だぁ!!」

『デジャヴ〜〜』


そんな言葉大正時代にないって?知らんわ!こちとら大正時代の人間じゃないんだよ!そもそも人間でもねぇーもうバンバン使ってやるんだから!


『くらえ!必殺!宇髄からもらった竹刀で脳天一撃!!!』


ネーミングセンスなんて気にしてられっか。武器はこれしかないんだよ!急所は取り敢えず頭だろ?え?鎌?鎌はどうしたって?あれは極力宇髄使うなって宇髄に言われたんだよ!真面目に守る私を褒めてくれ。刀に慣れるためなのかな…だったら鎌使えなくて死んだら意味なくね?死にそうになったら使お。モチロン躊躇なく。


『でりゃぁ!ハッ!まいったかぁ。この雑魚鬼が』


「必ず食ってやるっ」

『うわこっわ本性表しやがった。
わんもあ!くらえ!必殺!宇髄からもらった竹刀て脳天一撃!!!』


「効かんわ!」


くっ必殺技が効かないとは…仕方あるまい。じゃぁんぷ!!
木の上に飛び乗り枝から枝へ跳びながら走る。


『ここまでくりゃ、大丈夫でしょ』


ふう。一息つく。まだ少し遠くから奴の声が聞こえる。一瞬だし、見られなきゃいいんだし、、あいつが私のいる木の下に来るのを待って、“死神の鎌”で脳天一撃!!!してやろ。
それまで息を潜めて待つ。待つのみ。これが鉄則。ザ・いもり!!


「どこ言ったあの小娘。さっさと食ってやる」


『や!さっきぶり!!』


グサッ‼‼


『はい。終わり。ばいばーい。
あ!生年月日、名前等はいいです。急いでますんでバイバイ』













「お前がAか?」


ヤッべ人いた
後ろから聞こえた声におずおずと振り向くとそこには…

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作者です - 廣岡唯殿さん» 頑張ります!待っててください!! (2022年3月13日 22時) (レス) id: 8d6640189c (このIDを非表示/違反報告)
廣岡唯殿 - 面白い続きが観たい… (2022年3月11日 22時) (レス) @page34 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Δ | 作成日時:2021年12月31日 11時

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