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『はぁ…』
居眠りごときでこの私が呼び出しを食らうなんて、前代未聞の羞恥心の塊でしかない。
あーやっぱり私だけが呼び出しなんて許せない。
放課後内緒でパク先生にドンヒョクが教科書無くしたことチクってやろうか。
RJ「なにしてんの」
『あ、ロンジュン』
RJ「眠そうな顔」
財布片手に廊下を一人で歩く不幸真っ只中な私を、教室の窓からモテ男が見つめている。
君はいいね、青春に困るものがなくて。
『ドンヒョクとスアのジュース買いに行くとこー…』
RJ「パシられてんじゃん、俺も行く」
『マジー…？一緒に来てー…』
RJ「ジェノも来る？」
まてまて…
もしここでイジェノが来たりなんかしたら、ファンロンジュンとイジェノを両方同時に食おうとしてるヤツがいるって、即学校から追い出されちゃうよ…
異物混入そのものじゃん…
『いや、申し訳ないし2人で…』
JN「購買？俺も行く」
だめだ…今日はいい事が無さすぎる…
早退でもしちゃおうか…
RJ「なんか元気ないね」
『いやなんかー…放課後呼び出しくらっちゃってー…』
RJ「えー珍しい何したの、笑」
『パク先生の授業で寝ちゃって…』
JN「ははっ、意外に怖いもの知らずだね」
『だってお腹いっぱいで眠くて…』
RJ「お前ビビりの癖にパク先生は平気なんだな」
JN「ロンジュナもビビりの癖にこの前パク先生に字汚くて見えませんとか喧嘩売ってたじゃん笑」
RJ「いやあれはお前が俺にパシって言わせたんだろ」
JN「ははっ、そうだっけ？」
RJ「都合いいとこだけ覚えんのやめろよ」
JN「ん〜、Aちゃん、これって俺が悪い？笑」
この数分の他愛ない雑談で私は、イジェノが女子から絶大な人気を誇っている理由を痛感する事となった。
これって俺が悪い？だなんて
イジェノより遥かに背が低い私の顔を、首を傾けて覗き込むこのモーション。モテ男そのものである。
それに加えて、イジェノは今まで会話など更々交わした事の無い私を、下の名前で軽々しく呼ぶのである。
RJ「やめとけ、A困ってるから」
『はは…』
JN「俺なんか困らすことした？笑」
『いや？してないしてない』
RJ「お前圧かけんのやめろよ笑」
『てかイジェ…ジェノくん私の名前知ってるんだね』
JN「ん？だってロンジュナがいっつも」
RJ「ちょ、黙れって」
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かげろう(プロフ) - mitarashiさん» コメントありがとうございます！学生ヘチャン良いですよね…泣嬉しいお言葉ありがとうございます。こっちも執筆できるように頑張りますね。 (12月20日 23時) (
レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
mitarashi(プロフ) - 初めまして！この作品のヘチャン凄く好みです！！笑 (12月20日 1時) (レス) @page29 id: b26963397b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かげろう | 作成日時：2023年7月23日 0時
