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TY「ねー早く行こうよー…。」
『まーてまだ首塗ってない。』
TY「首ぐらいほっといても変わんないよー…。」
『女は白肌命なの。』
TY「それじゃあ俺が塗ってあげる。」
欲を言えば正直海なんか入らなくてもこのパラソルの下でテヨンと二人でゆっくりするだけでいい。
海なんか、髪型は崩れる化粧は崩れる肌は焼けるで正直都合の悪い事だらけ。
学生の頃はカップルと顔も合わせてやるもんかって夏休みも部活とバイトで埋めてたなぁ。
おかげで真っ黒になったテニス部生まれのこの肌をここまで白くするのにどれだけの測りし得ない努力したことか。
『…学生の頃の事思い出すなぁ。』
TY「俺分かるよ。Aは勉強と部活ばっかしてたタイプでしょ。」
『お、大正解。なんで分かったの？』
TY「いやだって、多分だけど、」
TY「A、彼氏いた事ないでしょ。」
驚きとショックで稲妻が響いた気がした。
『…なんで…バレて…』
TY「だって普段の行動が恋愛慣れしてないもん笑」
『普段の…行動…』
TY「うん。普段の行動。」
『た、たとえば…？』
TY「んー…たとえばー…」
『…ちょっ、と…』
するとテヨンは、私の首に日焼け止めを塗るのを止めて、私の首をグッと引き、唇に触れようとした。
あくまで、触れようとした、だけ。
寸止めを食らったのだ。
そしてこの近すぎる距離の中で私に向ける視線があまりにも甘くて、私の顔をこんなにも簡単に赤くさせる。
TY「ふふっ。そういうとこ。」
この男は私の扱い方をよく分かってる。
すぐにビクついたり、顔が赤くなったりする私の反応を常に楽しんでる。
それと同時に彼はいくらもの女をこれまでに落としてきたのだろうかという気にもなる。
TY「…あとさ…」
『今度は何…』
こうやって今も、そのまま耳に口を近づけて、くすぐったいほど小さな声で囁いてくる。
TY「早く、これ脱いでよ。」
そう言ってさりげなく、私の腰まであるラッシュガードをめくり、中に片手を忍ばす彼の手を急いで阻止する。
『…っちょっとまって、まって』
TY「何？」
『…後で、後で脱ぐから、まだ、』
TY「ふふっ、いやだ」
『…後で、絶対脱ぐから、』
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かげろう(プロフ) - みらるさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです…泣マークはなんだか大人の恋愛より学生の青春が良く似合いますよね… (7月19日 21時) (
レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
かげろう(プロフ) - 名無し13257号さん» コメントありがとうございます！嬉しいです私もチソンのお話はお気に入りの1つなんです😭やっぱりチソンは年下彼氏がよく似合います… (7月19日 21時) (レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
かげろう(プロフ) - nAノさん» コメントありがとうございます！ほんとですか？😭😭嬉しいですジェミンはどうか重めでいて欲しいんですよね…ジェミンの束縛ならドンと来いです！ (7月19日 21時) (レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
みらる(プロフ) - ジェヒョン完結お疲れ様でした！安定にとても素敵なお話でした🤦🏻♀️どのお話も凄く好きなのですが特にマークとジェヒョンのお話が好きです！！これからも応援しています！！ (7月18日 6時) (レス) id: 3980f15294 (このIDを非表示/違反報告)
名無し13257号(プロフ) - 完結お疲れ様でした！どのメンバーの話も面白いのですが、私的にはチソンの目移り厳禁が一番好きです✨ (7月17日 9時) (レス) id: 8c948a8d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かげろう | 作成日時：2022年9月20日 18時
