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うちの会社では大体３コール以内には電話に出ろという常識内の教えが社員に施されている。
だが３コール目に突入した今私の頭の中に生まれたのは、もしやこれまだ誰も出勤していないのでは？という疑い。
『ねえジェヒョナ、多分これまだ、』
「お待たせして申し訳ございません○○会社キムドヨンです…！！！」
…よりによってドヨンくん。
『あ、おはようドヨンくん、今日早いね』
私がドヨンくんの名前を出してしまったのと同時に、ジェヒョナはさっきまで岩が乗っているかのようにのろのろと動かしていた体を、翼が生えたようにムクっと起こして見せた。
私はそんなジェヒョナを見てすぐ視線を戻したものの、シーツの擦れる音が段々私のすぐ背後まで近づいてきている事だけはわかった。
DY「お、その声はAさんですか？」
『当たり。ごめんね、こんな朝早くに。』
DY「それが僕昨日、今日中にAさんと仕上げないといけない資料持って帰るの忘れちゃって笑、早めに出勤してたんですよ。」
『ドヨンくんが持って帰るの忘れるなんて、珍しいね』
DY「そんなに珍しいですか？笑」
『だってドヨンくんいっつも、っ』
耳元に感じた、昨夜の感覚。
この子は私を困らせたくて仕方ないのだろう。
『舐めないで』
JH「早くして」
一度スマホを伏せて小声で忠告すると、ドヨンくんが私の名前をくり返し呼んでいる声が聞こえて、すぐスマホを耳に当てた。
『ごめんねそれの事なんだけど、今日ちょっと体調が悪くて会社をお休みしようと思ってるの。』
DY「そうなんですか？！熱とか…大丈夫ですか…？」
『ただの風邪だとは思うんだけどね、移しちゃうとだめだから。』
オットケー…なんて細々しい声がスマホから聞こえて、ドヨンくんへの申し訳なさが頭の中を占めていく。
DY｢えーーっと、とにかく今日の資料は僕に任せてください、だからAさんは早く休んでください。｣
『ごめんねほんとに、私もこっちでまとめたの後でメールで送っとくから、それ使ってね。』
DY｢了解です、あ、今日たしか営業部の飲み会でしたよね？｣
『あちゃーそうだった…行きたかった、たのしんでね、』
DY｢いや、僕行きませんよ？｣
『そうなの？』
DY｢Aさん以外仲良い先輩いませんし、飲み会なんて僕死んじゃいますよ、笑｣
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かげろう(プロフ) - みらるさん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです…泣マークはなんだか大人の恋愛より学生の青春が良く似合いますよね… (7月19日 21時) (
レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
かげろう(プロフ) - 名無し13257号さん» コメントありがとうございます！嬉しいです私もチソンのお話はお気に入りの1つなんです😭やっぱりチソンは年下彼氏がよく似合います… (7月19日 21時) (レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
かげろう(プロフ) - nAノさん» コメントありがとうございます！ほんとですか？😭😭嬉しいですジェミンはどうか重めでいて欲しいんですよね…ジェミンの束縛ならドンと来いです！ (7月19日 21時) (レス) id: 78c5f6ccc2 (このIDを非表示/違反報告)
みらる(プロフ) - ジェヒョン完結お疲れ様でした！安定にとても素敵なお話でした🤦🏻♀️どのお話も凄く好きなのですが特にマークとジェヒョンのお話が好きです！！これからも応援しています！！ (7月18日 6時) (レス) id: 3980f15294 (このIDを非表示/違反報告)
名無し13257号(プロフ) - 完結お疲れ様でした！どのメンバーの話も面白いのですが、私的にはチソンの目移り厳禁が一番好きです✨ (7月17日 9時) (レス) id: 8c948a8d32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かげろう | 作成日時：2022年9月20日 18時
