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You side
「ってか、高校なんてもう何年前だろ」
自分語りみたいになって恥ずかしくなっちゃって
そう言ってごまかす
そうふと作間くんを見ると
作間くん制服の裾を少しまくってプールサイドに立っていた
「ってか何してんの、作間くん」
当の本人は「何聞かれているんだろう？」ってぐらいにきょとんとして
「一人で、プール掃除なんて終わるわけないじゃないですか」
と言う
「いやいや、大丈夫だって」
そりゃ、誰かに助けてもらいたい気もするけれど
生徒に助けられるってのもなんだかしのびなくて、遠慮する
けれど
私の言葉は全く彼に届いていなくって
「モップもう一個くらいあるでしょ」
と倉庫の中をガサガサし始めた
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作者名：ポップコーン | 作成日時：2019年1月27日 16時
