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仲間 ページ2

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正直最初の1ヶ月は今までの社会人生活で一番と言っていいほど忙しかった。



こっちでは公私ともにまだ何も落ち着いていない状態だからタスクが山積みだし、加えて東京支社の広報課との引き継ぎ連絡もあって。



そんな状況にてんてこ舞いでまともに指示も出せない私をフォローしてくれたのは、同じ状況であるはずの部長だった。



やっぱり部長はなんでも要領よくテキパキこなしてしまう人で、タスクがうまく片付くようアドバイスをしてくれたり部下を動かしてくれたりと本当に助けられた。


それと同時に未熟な自分との差も痛感させられた。






そして課のみんなにもたくさん助けを求めながら、どうにかまともに動き始められるくらいには落ち着いてきた。





課のメンバーは私を含めて7人。


ハリンちゃん、ジウちゃん、そして






「 課長!!これマジ意味わかんないんですけどどうします!? 」




ジウ「 もうジェヒョン、声おっきいよ 」




「 いやだってこんな原稿あげてこられたらさ……

俺ちょっと営業カチコんできていいっすか?」




『 だめに決まってるでしょ。落ち着いて。 』





金髪と真っ黒な服がトレードマーク、そしてちょっと血の気の多いジェヒョンくん。

ジウちゃんと同期らしく、いつも咎められてるのを目にする。





「 ヒョン、それは僕が推敲しておきますから 」




ジェヒョン「 ああ、うん…… 」





ジェヒョンくんからサラッと原稿を取り上げたのは、ハリンちゃんと同期で新卒のソヌくん。

韓国で一番有名な大学を出ているらしく、彼からは色んな場面で頭の良さを感じる。





ソヌ「 課長、頼まれてた記事仕上げたので確認お願いします。 」




『 わあ、早いね。ありがとう。 』




ソヌくんはいつも仕事が早くて内容も完璧。
部長のようになんでも要領よくこなしてしまうタイプだ。




ソヌ「 先に昼休憩頂きます。 」




ジェヒョン「 あ、ちょっと待てよ!俺も行く! 」




ソヌ「 じゃあ財布置いていきますね 」




ジェヒョン「 お前ほんと殴るよ? 」





そんなことを話しながら仲良さそうに2人は出て行った。
真逆の性格に思えるけど意外と合うみたい。



そして課にはあと2人、私と同い年のミンジェくんと少し歳上のドギョムさんという男性社員がいるけどその2人はリモートワーク。

しばらくの間はこの5人で働くことになりそうだ。






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Lily - 更新頑張ってください!楽しみにしてます! (10月28日 9時) (レス) @page15 id: 9cb33f84df (このIDを非表示/違反報告)
おけ(プロフ) - この話を見つけられてほんとによかったです‼︎更新楽しみに待っています❕ (2022年2月21日 0時) (レス) @page15 id: a8986157d1 (このIDを非表示/違反報告)
syuri(プロフ) - とっても面白いです!!これからも楽しみにしてます(*^^*) (2021年12月9日 15時) (レス) @page15 id: 98a8e9fc1e (このIDを非表示/違反報告)
ナナナ - 更新感謝です!!!!!! (2021年11月27日 23時) (レス) id: c6e3be00f0 (このIDを非表示/違反報告)
kahoringo25(プロフ) - 更新嬉しいです!!! (2021年11月26日 22時) (レス) @page15 id: 6490150a2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこ | 作成日時:2021年5月5日 2時

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