なんでもない時間 ページ26
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TH「 これ、ほんとうに、おいしい！！！！ 」
『 わ、うれしい 笑 』
TH「 や〜〜…… 本当美味しい 」
私が作ったお昼ごはんを食べて、二ヶ国語でそう言ってくれるテヒョンさん。
料理は得意なほうだったけど、外国で生まれ育った彼の口に合うかと言われたらそれはわからなくて正直すごく不安だった。
だけど目の前で嬉しそうにご飯を口に運んでいくテヒョンさんの姿を見たら、そんな不安はすぐに消え去った。
TH「 ……ごはん、ちゃんと、ひさしぶりにたべる 」
彼はふと手を止めてそう言う。
『 …そうなの？ 』
TH「 うん。いつもカップラーメンとか、おにぎりとか、
…ヒョンたちが作ってくれる時以外はそんなのばっかりだよ 」
『 …… そうだよね、忙しいもんね 』
TH「 うん 」
『 …こんなので良かったら今日たくさん食べて、
栄養の……充電？して？ 』
TH「 栄養の、充電…… 」
私がそう言うと、テヒョンさんは少しポカンとした顔をした後、ハッとしたようにまたモグモグと食べ始める。
彼は表情がコロコロ変わるからおもしろい。
『 いっぱい食べてね 』
TH「 ……おかわりは、ある？ 」
『 うん、あるよ 』
私がそう返すと安心したように笑う。
いつも自分のためだけに作って1人で食べるご飯だけど、こうして美味しそうに食べてくれる人が目の前にいたら全然違ったものになるような気がした。
そしてその存在が彼 テヒョンさんだから、こんな風になんでもない時間がさらに特別なものに感じて。
あと半日もせずこの時間が終わることを想像したら切なくて悲しくて、大きな寂しさに包まれた。
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まこ(プロフ) - ゆーみさん» 不定期で申し訳ないです（ ; ; ）続編でもよろしくお願いします！ (2021年5月5日 3時) (
レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - 杏奈さん» ありがとうございます！！（ ; ; ）今後もぜひ見守ってください！（ ; ; ） (2021年5月5日 3時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - riyaさん» わ〜〜いつもありがとうございます（ ; ; ）続編でもよろしくお願いします！ (2021年5月5日 3時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
まこ(プロフ) - チヒロさん» ありがとうございます（ ; ; ）すっごく嬉しいです……！ご期待に沿えるよう努力します！ (2021年5月5日 3時) (レス) id: 7510ce0228 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 更新楽しみにしています！！ (2021年4月27日 9時) (レス) id: 7ed0007cba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ
| 作成日時：2021年1月16日 19時
