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『ねぇ、マルコ何怒ってるの〜？』
｢別に。｣
『…だって、目ェあわせてくれないじゃん。』
｢いーから黙って食え。｣
『ブーー。』
俺がそう言うと、Aは頬を膨らませてブツブツ言いながらパンをかじっていた。
――確かに俺は腹がたっていた。ハムスターの野郎がキスしねェと元に戻れないんなら、するしかねぇ。だが、許せねぇ。なんでか知らねぇけど思い出すだけでイライラしちまう。
｢よし、食ったな。サッチ、コーヒー持ってきてくれ。｣
ｻｯﾁ｢しゃーねぇな〜｣
『………。』
食べおわり、どかっと膝を組み新聞を広げる。
Aはまだパンを噛っていた。相変わらず食うのがおせぇ。
『……そうか。』
｢あ？｣
Aはガタッと立ち上がった。
｢おい。まだ残ってるじゃねぇか｣
サッチがコーヒーを両手で持って近づいてきた。サッチもAが食事の途中に立ってることに対してハテナを浮かべていた。
すると、Aは俺の方をチラリと見てニヤリとイタズラな笑みを浮かべた。
｢なんだ？｣
――こいつ、何たくらんでやがる…。
そう、無視を決めようとした瞬間のことだった。
――いきなりAに両手で頬を押さえられ、次に着たのはAからの口付けだった。
ﾏﾙｺ｢！！！？｣
ｻｯﾁ｢うぉぉっ？！｣
頭が真っ白になっていると、Aは唇を離した。
ﾏﾙｺ｢お、お前…公衆の面前で…な、何を…｣
『ん？消毒したの。』
ﾏﾙｺ｢は？｣
『だって、あたしマルコとしかキスしたくなかったんだもん。だから、消毒！ね！』
ﾏﾙｺ｢ねっ…て…｣
ｻｯﾁ｢あついな、おまえら。｣
『うふふ！』
ﾏﾙｺ｢うふふじゃねーだろぃ！！！！怒｣
『きゃー！怒ったー！！逃げろー！！』
ﾏﾙｺ｢待てィ！！ころガキ！｣
ｻｯﾁ｢いっちまった…(笑)｣
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ヒカル - もう、ズッキュン・ズッキュンしちゃってやばいです！！続きが気になります！！！！！ (2021年8月23日 23時) (
レス) id: 0e135c70d1 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉（非ログ状態） - 初めまして！一気読みしました。え、主ちゃんどうなっちゃうん？！？！ってなってます。更新楽しみにしてます。 (2021年4月19日 14時) (レス) id: d626986340 (このIDを非表示/違反報告)
やな - え！夢主どうなっちゃうのって、ドキドキしてます！出来れば続きが読みたいです！ (2021年3月27日 21時) (レス) id: 6c1718e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シレン | 作者ホームページ：http://lyze.jp/hellomalco/
作成日時：2021年2月16日 3時
