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不死鳥の姿になり、背中にAを乗せてオレらはモビーディック号を目指した。
船も進路を戻してきていたためすぐに船に到着することができた。
――俺の背中に初めてAを乗せ、それがホントに楽しかったようでAはまた乗せろなんて言ってくるもんだったが俺はもちろんの如くそれを断った。
Aは頬を膨らませて『ケチ』と膨れっ面で文句を言ってきたので早く服を着替えて親父のとこへ行くぞと急かした。
――しばらくして、ｻｯﾁと汗ダラダラのｴｰｽが到着した。
そんなｴｰｽを見てｻｯﾁはだらしねぇぞ！なんて言うもんだからｴｰｽは怒って二人のくだらない小競り合いが始まった。
それを笑いながら見ているとAが支度を済ませてきたため、オレらは親父の部屋へ向かった。
『…親父、ただいま…』
｢A…よく戻った。話は聞いている。｣
『…ごめんなさい。』
｢――こっちこい。｣
――オレらはAを見守り、背中を押した。Aは恐る恐る親父のもとに近づいていった。
｢――このバカ娘！｣
『！！』
ポスッ
親父はAを抱き寄せて頭にやさしく手を置いた。
『…親父…』
｢あんま無茶すんじゃねェ。心配かけんな。寿命が縮まっちまう。グラララ…｣
『…ごめんなさい…』
――謝りつつも、Aも親父も笑顔だ。
そんな二人を見てオレらも顔をあわせて笑いあった。
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ヒカル - もう、ズッキュン・ズッキュンしちゃってやばいです！！続きが気になります！！！！！ (2021年8月23日 23時) (
レス) id: 0e135c70d1 (このIDを非表示/違反報告)
藍琉（非ログ状態） - 初めまして！一気読みしました。え、主ちゃんどうなっちゃうん？！？！ってなってます。更新楽しみにしてます。 (2021年4月19日 14時) (レス) id: d626986340 (このIDを非表示/違反報告)
やな - え！夢主どうなっちゃうのって、ドキドキしてます！出来れば続きが読みたいです！ (2021年3月27日 21時) (レス) id: 6c1718e0e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シレン | 作者ホームページ：http://lyze.jp/hellomalco/
作成日時：2021年2月16日 3時
