仕事開始！�� ページ14
『ハッ！！！！』
突然目が覚め ガバッと起き上がる。
見覚えのない風景。ーーどこだここ？
キョロキョロと見回しているうちに自分の状況を思い出してきた。
『やばい。』
今何時だ？ーー机に置かれている時計を見ると昼の3時を指していたのを見て顔が青ざめる。
半泣きになりながらバタバタと身支度をして急いで廊下へと出る。
"何か困ったことがあれば訪ねてくるといい！"と煉獄さんの言葉を思い出し、さっそく部屋を訪ねてみる。
コンコン
『煉獄さん？いますか？』
ーー返事はない。失礼だと解りつつもさすがに謝らなければと勝手に戸をゆっくり開ける。
『あれ？いない。』
部屋の中に誰もいないことに首を傾げ、煉獄さんを組まなく探し始めた。広いなぁ。一体どこにいるんだろう。
すると外の方から誰かの会話が聞こえてきた。ーーー煉獄さんだ！
そーっと声のする庭の方を除くと煉獄さんと千寿郎くんが竹刀で稽古をしていた。
兄弟仲睦まじく、2人の満足そうな姿に顔が綻んだ。
ーーすると千寿郎くんが私の気配に気づき｢あ！｣っと声をあげた。それに反応した煉獄さんも私へと視線を向けた。
『あ、あの…どうやら寝過ごしてしまい初日から申し訳ありません』
杏｢はっはっはっ！よく眠れたようだな！気にするな！｣
千｢Aさん、おはようございます！｣
2人とも寝坊した私を咎めることもせずニコニコと話をしてくれる。
杏｢今何時頃だ？夕陽がさしてきたな！｣
千｢大変だ！夕餉の支度をしなくては！｣
『あ！私も手伝います！！！』
杏｢そうか！Aは料理ができるのだな！｣
『あ、はい、小さい頃からしていたので一通りの炊事はできると…思っています』
杏｢うむ！楽しみだな！さ、千寿郎！Aを案内してあげなさい！｣
千｢はい！兄上！では、Aさん！こちらへどうぞ！｣と、言われるがままに千寿郎君の後ろを着いて行く。
案内された調理場はやはり広くて掃除が行き届いており整理整頓がきっちりとされていた。
『いつもどんな料理をしているの？』
千｢とくに決めてはいないです！その時期にあった旬の物であったり、おすそ分けしてもらったものを使ったりと！｣
『今日は何を作る予定？』
千｢今日はAさんが来て初めての夕餉なので兄の大好きな薩摩芋をふんだんに使ったものにしようかと！｣
『薩摩芋が好物なんですね！』
よーし！いろいろ作りたくなってきた！と、腕捲りをして気合いを入れる。
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シレン(プロフ) - Lastさん» ご指摘ありがとうございます！いやいや、お恥ずかしい！！すぐ治します！！ (2020年11月1日 1時) (
レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
Last(プロフ) - この作品いつも読んでます！！ただいま�，覇�輪刀が日輪等になってましたよ。これからも投稿頑張って下さい！！ (2020年10月31日 23時) (レス) id: 7e2a5ee326 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございます！くっつくまでの過程が大好物です！！ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
よる - 焦ったい…大好物です！！！ (2020年10月31日 21時) (レス) id: 857d9d8983 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるように頑張ります！ (2020年10月30日 14時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シレン | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16108143
作成日時：2020年10月26日 3時
