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母が仕事前に買って来てくれたであろうレトルトのお粥を食べて、そのままソファでうとうとしているとインターホンが鳴った。
モニターを見てみると何故か敬太がいる。
『え！？』
驚いて動けないでいるとメッセージが届く。
敬太起きてる?
Aうん、何してるん?
敬太開けて
訳がわからないまま、とりあえず玄関へ向かう。
鍵を開けてドアをそっと開けると敬太が入って来た。
『えっと…何してるん？』
「早退」
『は？』
「…昨日の帰り、俯いたままやったから心配やった」
『それは…色々あって』
ただ自分の気持ちが上手く整理できなかっただけだけど。
『…ごめん』
「え？」
『嫌いになったとか、そんな風に思われるようなことしてごめん』
「もうええよ。ただ心配やっただけやし。」
『ありがと』
「…一個だけ、変なこと聞くけど」
『ん？』
「離れていかんよな？」
『…わからん』
「は？」
普段なら我慢できた想いが、熱のせいか抑えきれなくなる。
『離れられたら楽なんかなって。幼馴染って辛い。近くて、でも誰よりも遠く感じることもあって。誰かと話してる敬太見るだけでももやもやして。』
そこまで言ってから急に冷静になる。
…こんなことを言ってしまえば、明日からは側にいられない。
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透(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！これからもゆっくりまったりと、にはなりますが楽しんでいただけますように💫 (2023年2月13日 14時) (
レス) id: 8f642d296a (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 全部読ませていただいてます！話の作りが最高で更新楽しみにしています☺︎ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 4b4581572e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2023年1月30日 15時
