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自宅へ戻って学校に連絡を入れる。
先程よりも落ち着いたので、改めて小島さんにも連絡をしておく。
Aありがとうございました。また改めてお礼させて下さい。
一人になるとやっぱりいろんなことが頭を巡る。
小島さんは知っている事情を私は知らない。
何か理由はあるんだろう。
でもそれを伝えてくれなきゃわからない。
また少し涙は零れそうになるが、先程よりも冷静でいられる気がする。
…もう忘れてしまう方が楽なのかも知れない。
小島お礼なんて良いのに
A大したことできませんけど
小島あ、じゃあ敬語止めて欲しいかな。同い年やし。
Aわかりました
小島敬語
Aわかった
小島さんは朝のことにも触れず、やり取りをしてくれる。
それだけでも少し気持ちが紛らわせるので有難かった。
夕方になり漸く決心がついた。
スマホにあった良くんの全てを削除していく。
…理由があるにしろ、ずっとこのままは心が耐えられない。
写真も連絡先も。
例え記憶から消えることはないとしても消してしまいたかった。
この日からずっと、良くんの最後に微笑んだ顔が夢に出て来て目が覚める。
そして最後のキスの感覚もリアルに思い出されてしまうのだ。
▽△▽△▽△▽△▽△
曲ここまで。
目指せハッピーエンド病スタートです。
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透(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！これからもゆっくりまったりと、にはなりますが楽しんでいただけますように💫 (2023年2月13日 14時) (
レス) id: 8f642d296a (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 全部読ませていただいてます！話の作りが最高で更新楽しみにしています☺︎ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 4b4581572e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2023年1月30日 15時
