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放課後、学校で勉強をしていつもの時間に電車に乗る。
「ごめん、お待たせ」
『部活お疲れ様』
昨日一緒じゃなかっただけなのに何だか晶哉くんが少し違って見える。
「どうしたん？」
『…ううん』
「えー、気になる」
駅からの道を歩き始めた頃。
「さっきの何やったん？」
『ほんまに大したことじゃないんやけど…髪切った？』
「あ、そっか。日曜に切って昨日会えんかったからか。そんなわかる？」
『ちょっとだけ、何かいつもと違うなぁって』
「気付いてもらえるの嬉しい」
『格好良くなったなぁって』
「嘘やー、そんなに変わらんわ」
『でも高校入ってから背も伸びてるし、何かちょっとズルい』
「ズルい？」
『晶哉くんと同じ学校の人ズルい』
少し不貞腐れたように言うと、急に目の前が真っ暗になった。
「…俺も思うねんけど。Aちゃんと同じ学校の人ズルいって。」
真上から聞こえる声で抱き締められていることに気付く。
「毎日Aちゃんと何時間も一緒におれるやん。同じ学校受ければ良かったってたまに後悔する。」
『…私も、晶哉くん離れていかんかなって』
「それは絶対にないなぁ、どんどん好きになってんねんもん」
『“今日も好き”？』
「あ、見つけた？」
『うん』
「毎日そう思ってるで」
『私もずっと大好き』
手を繋いでいつもの帰り道を歩く。
「また本貸して？」
『うん、良いけど何の本？』
「オススメ」
『えー、何にしよっかなぁ』
「また手紙挟も」
『じゃあ全部集めよ』
「何年後かに見てめっちゃ恥ずかしくなるやつや」
別々の時間が、より一層彼への愛を育ててくれているのかも知れない。
何年後も一緒にいられますように。
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元々わかりやすい曲なんですが、逆に進め方がめちゃくちゃ難しかったです。
普段脱線しまくってるせいだと思います。
TOKYOじゃなくて関西です。
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透(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！これからもゆっくりまったりと、にはなりますが楽しんでいただけますように💫 (2023年2月13日 14時) (
レス) id: 8f642d296a (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 全部読ませていただいてます！話の作りが最高で更新楽しみにしています☺︎ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 4b4581572e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透 | 作成日時：2023年1月30日 15時
