こんにちは、恋歌。 (ページ31)

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『でも勉強しやなって思っても小島くんのこと考えちゃったりして、映画に誘ってくれたのに断っちゃった時も他の子と一緒に行っちゃったかなとか思って』

上手く想いを伝えられないながらも必死に話していると突然温もりに包まれた。

「ごめん、我慢できんかった」

『えっと、それで…小島くんに嫌な思いさせちゃうかも知れへんけど、それでも良かったら一緒にいさせて欲しい』

「いくらでも振り回してよ。そんなことわかってて告白してんねんから。」

私を抱きしめる腕にぎゅっと力が入る。

『小島くん…』

「1つだけお願い聞いてって言ったん覚えてる？」

『うん』

「これからは名前で呼んで？」

『け、健くん…』

小島くん、じゃなくて健くんはふっと笑いながら腕を緩めて私の顔を覗き込む。

「やっぱ可愛いわ、A」

恥ずかしくなって思わず俯く。

「続きはまたにしよな」

翌日から『健くん』と呼ぶようになったことを友人からからかわれたり

健くんが「Aと一緒の大学行きたい！」と突然勉強を始めたり

私は翌年無事に推薦で志望校に合格したり

結局一般入試の頃までみんなと勉強をしたり

健くんは最後まで粘って隣の駅の大学に合格したり

そんな楽しい高校生活はもう少し続くのです───

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終わり方…急ですみません。

終着点を見つけてから書き始められないものかと自分でも思います。

あとこじけんって絶対にこういう感じで志望校決めなさそうですよね。

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