こんにちは、恋歌。 (ページ18)

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高校時代から付き合っていて、大学からは別々だったけど上手くいっていたと思う。

「Aごめん。連休中仕事入って多分会われへんわ。」

『えー、まぁ駅前のケーキで手打ちましょう』

「何か逆に寂しくなるレベルやわ」

『理解がある彼女で良かったな』

「あり過ぎる気はしてる」

『敬太そういうの嫌いそうやん。えー、私と仕事どっちが大事なの？みたいな』

「…想像しただけでしんどいわ」

『それはそれで酷ない？』

「だって比べられてもって感じやん」

『わかるけど。私がこういうタイプで良かったですねー。』

「ほんま、俺見る目あるかも知れへんわ」

『…敬太っぽくない発言されるとゾワゾワする』

「…やっぱ見る目ないかもな」

『おい』

彼の活動は理解しているつもりだった。

だからこそ一緒に出かけられなくても、会える日が少なくても不満も不安もなかった。

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