LAST / Love Song...

おかえりなさい ページ32

それから何日かが過ぎて


今日は



……久しぶりに皆さんに会える


ずっとずっと楽しみに待っていた日｡｡。







"今から帰ります！"






さっきNAOTOさんからLineが届いたのは

30分くらい前…｡｡｡





それから私は落ち着けなくって

ずっとそわそわしちゃってて


コンシュルジュさんからクスっなんて笑われてたりする(笑)




だって

本当に久しぶりなんだもん……



ドキドキして当たり前だよねっっ‼?




"お土産買って行くからね♡" って

ガンちゃんはそうLineをくれていたけれど





心から思うよ




元気に帰ってきてくれたら

それだけで十分っっ‼


他には何にもいらないっっ‼ って｡｡｡







皆さんが帰ってきたら何をしたらいいかな…




コンシュルジュさんにお願いして

お茶くらいは淹れるお手伝いしたいな…｡｡｡




でも

コンシュルジュさんの淹れるお茶の方がやっぱり美味しいかな…(╥ω╥`)




…きっと高橋さんの話はオフレコにすべきだよね…？






あーーもうっっ(╥ω╥`)






緊張で爆発しそうだーーっっ(╥ω╥`)







隆二さんへの気持ちは…


……ちゃんと隠し通せるかなぁ……



……見破られたり……しないかなぁ…………







そんな風に不安を抱えつつあたふたバタバタしちゃってる




そんな私の姿に


ぶっっ！ そう吹き出す笑い声と



「相変わらず1人でテンパってるなぁ〜」


そんな健二郎さんの笑顔を筆頭に






「咲良ちゃん！ただいまー♡」



TVで見るよりキラッキラの笑顔を撒き散らしているガンちゃんと






「…ただいま」 そう穏やかに笑いかけてくれる直己さんと




「あー疲れたー(╥ω╥`)」

「俺もくたくた〜(╥ω╥`)」


疲れていても相変わらずイケメンな臣さんとNAOTOさんが入ってきた






そんな突然のご帰宅に



ほえ〜っと放心してしまう私は
相変わらず皆さんのキラッキラ振りにときめいてしまっている(╥ω╥`)



……ダメだ(╥ω╥`)


この調子じゃまた煌めきに慣れるコトが必要そうだぞ…(╥ω╥`)



そんな私にELLYさんが


「咲良ちゃん。ただいま♡…長い間、お留守番お疲れ様でした」 頭をヨシヨシしてくれる





私はそんな皆さんを一望してから

そっと


「おかえりなさい」 そう精一杯、微笑み掛ける





けれど






いちばんに "おかえりなさい" って


そう言いたかった隆二さんは





この時…


ここには存在していなかったんだ………

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