LAST / Love Song...

すべての始まり ページ11

ゾロっと揃った7つの影

それは





もしかして

いや！！


もしかしなくてもJSBの皆っっっ‼‼‼








あまりの衝撃に目の前がクラリと歪むから





ブニブニっっっ


私は慌てて思いっきりほっぺをつねる







………う…う…うっっっ


痛ぁぁっっっ‼(╥ω╥`)

つねり過ぎたぁっっ(╥ω╥`)







自分で思いっきりつねって
それがあまりにも痛くて


半泣きしてる私にその7つの影はブッと吹き出し笑いしながらゆっくり近付いてくる






なっっ

なっっ



なんで私に近付いてくるのーーーーーーっっっ‼‼?






JSBの皆が近付いてきてくれるなんて


そりゃあもう心臓飛び出そうなくらいに嬉しいさ


嬉しいに決まってるさ‼




けどっっ‼

正直、嬉しいを通り越して




………怖いっっっ(╥ω╥`)






人間｡｡｡

それが例え嬉しい事だとしても

驚き過ぎるとゾクって背筋凍って怖くなるものなんだなぁ……なんて



私

初めて知りました……(╥ω╥`)






7つの影が一歩近付くたびに
私は一歩後ずさりして





それをしばらく繰り返して

今、私は壁に背中を押し付けてる(╥ω╥`)






そう。つまり

影と壁の間に挟まれてる状態っっ(╥ω╥`)






………もうこれ以上後ずさり出来ないよぉぉぉっっ……(╥ω╥`)





そう思いながら俯いて廊下ばかり見続けていた視線を

精一杯の覚悟を持って7つの影に上げると







『咲良ちゃんってキミだよね？……驚かせちゃってごめん……俺ら7人とも風香に頼まれてたの。今日キミに会いに来る事……｡｡｡』……って｡






風香ちゃんが大好きだった

風香ちゃんがうっとりしながら見ていた



そんな臣くんが


風香ちゃんの事を "風香" って呼び捨てにしながら



私に向かってキラキラした笑顔で手を伸ばしてきてくれたんだ






そんな臣くんの後ろには他の6つの影があって






当然、その中の1つは隆二……


いや！隆二 "さん" のモノで……｡｡｡








だから私は気を失いそうになりながら

"はぁ…"とか

"
そうなんですか…"とか｡｡｡


そんな言葉を繰り返すので精一杯だった






風香ちゃんが用意していた
想像を大きく逸した最大級過ぎるクリスマスプレゼント





それは


私と隆二の出会い






……………すべての始まりだったんだ………………｡｡｡

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