TETSUYA ページ25
俺のデート相手は,,,
『どう、？以外と哲也ってこういう所好きなんじゃない？地元、湘南だし,,,』
波と遊んで,,,
いや、あれはじゃれてる,,,？のか？
_隆二だった,,,
まさか隆二が俺を選ぶなんて
これっぽっちも思ってなかったから
「ねぇ」
俺は波から少し離れた所で
大型犬みたいに波とじゃれてる隆二に問い掛ける
『なーにー？』
脱ぎ捨ててたスニーカーをパンパンって
靴底に付いた砂を払いながら
大きな声で振り替える隆二の表情,,,
靴を両手に摘まんで近づいてくる隆二は
んしょ、って俺の隣に腰かけて
『で、何？』 もっかい聴いてくるから
俺は
「聞いてい？」 そんな前置きと共に
「隆二が俺を選んだ理由が解んないんだけど…」
そんな素直な言葉を躊躇いながら投げ掛ける
けど
『ん？』
…ん？、って,,,(涙
「だって今まで何度も俺らこのゲーム参加してきたけどさ,,こうして隆二が俺を選ぶとか無かったじゃん,,,」
それはホントの事だよね…？
だからこそ俺は
隆二への想いを封じた訳だし…
『なに？哲也は、今更何？って思ってるって事…？』
不意に俺を見つめる隆二の笑顔は
笑ってて
けど
どこか寂しそうにも見えて
だから何故か
__JOKERにも見えてきて,,,
「俺、単純だから例えば隆二がJOKERだとしたら簡単に騙されちゃうよ,,,」
こう言ったのは
ある意味、牽制なのかも知れない,,,
だって
隆二が本気で俺を撰ばないってことは
今までの
"２年間"って時間が証明してる,,,
だって実際,俺は何度も隆二を選んできたけど
それでもこの遊戯の中
俺は隆二への想いに何度も泣かされた､､
いつだって届かなかった
『哲也は,なんだ今更って思ってるかも知んないけど、今更 気付いたんだから 仕方ないじゃん』
聞こえるのは静かに呟く隆二の声と波の音,,,
…嘘じゃんそんなの,嘘なんだろ,,
「俺をターゲットにしてももう騙されないよ…？」
そう言っては笑う俺に隆二は
『ぶはっ…お前、俺がJOKERって決めつけんなよ』 って｡笑ってそう言った
初めて見るような隆二の寂しいけど眩しい笑顔
”なんでそんな顔すんの…”
そんな事
今｡聞いていいのか読めなくて,見えなくて､､
だから俺は
「決めつけてねぇよ,ばーか」 って
そんな風におどけて笑っただけ,だったけけど
想うしかなかったんだ
隆二への気持ち
少しは期待してもいいの？,って
サーって吹く地元の風に似た海風
海風だからかな
ほんの少し しょっぱかった,,,
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梨香(プロフ) - 蒼子さん» ありがとうございます！そういったお言葉がどれだけの支えになるか。本当に嬉しいです！これからもよろしくお願いいたします！朝から幸せをありがとうございます！！ (2020年6月10日 10時) (
レス) id: ef65c27af6 (このIDを非表示/違反報告)
梨香(プロフ) - くるりんさん» おはようございます！朝から嬉しいコメントありがとうございます！とっても励みになります！『面白い』ってお言葉、とても嬉しい魔法の言葉です！これからも応援よろしくお願いいたします！ほんまに素敵なコメントありがとうございます！ (2020年5月18日 9時) (レス) id: ef65c27af6 (このIDを非表示/違反報告)
くるりん(プロフ) - そんな低評価になんて負けないでください！きっと面白いから嫉妬(?)してるんですよ！応援してますから！ (2020年5月18日 9時) (レス) id: 43f3680a51 (このIDを非表示/違反報告)
梨香(プロフ) - かえさん» ありがとうございます！今かなり凹んでいたのでコメントが神です、、、本当に救われます！ありがとうございます！ (2020年5月17日 22時) (レス) id: ef65c27af6 (このIDを非表示/違反報告)
かえ - すっごく面白いです！応援してます！ (2020年5月17日 22時) (レス) id: d744105742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rika_y | 作成日時：2020年5月17日 18時
