年上のお姉さん。13 ページ13
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どうしよう。
ヌナの視線が怖い。
「…ジョンイニヒョン、ヌナ、怒ってると思いますか?」
「は?なんで。」
「だって俺のこと、睨んでます…。」
「………(あの馬鹿ヌナ)。」
Aヌナとは、視線が重なったまま。
だけどAヌナの表情は硬直しきっていて、俺をじーっと睨んでいる。
やっぱり俺は、Aヌナが怖い…。
例えメイクで綺麗になっていても、怖いものは怖いことに変わりないんだ。
「(セフンたん可愛いセフンたん可愛いセフンたん可愛いハスハスハス。)」
俺が深く溜息を零しているとき、Aヌナがどんなことを考えているか解るはずもなく。
周りの人たちから、同情の視線が送られて来た。
同情するなら嫌われない方法を教えて!
「あ、そろそろ撮影始まるから。」
「そーそー。それをキボマと伝えに来てたんだった。すっかり忘れてた。」
「なにしてんですかアンタ。」
どうやらヌナは、キボミヒョンと一緒に撮影開始のお知らせに来たらしい。
チラリと時計を見れば、予定していた時刻よりもだいぶ時間が押している。
俺たちエクソはまだしも、話を聞く限りではシャイニー先輩も東方神起先輩も、次の仕事があるらしかった。
デビュー順だろうとは予想していたけど、これは次の入りが早い順かな。
ま、どちらにせよ、俺たちエクソは一番最後の順番になるんだろうけど。
ふたりのあとを追うようにスタジオへと向かって行くのは、東方神起先輩のチャンミニヒョンとユチョニヒョン。
僕たちはあとから行こう、と言っているのはキーヒョンとミノヒョンだ。
俺はどうしようかな、勉強にもなるしなぁ…。
そんなことを思っていたら、ルハニヒョンとジョンイニヒョンとウーファニヒョンが立ち上がる姿が見えたので、慌てて立ち上がった。
まあ、キボミヒョンもAヌナも東方神起先輩もぶっちゃけプロだ。
だからつまり、勉強の意を込めて撮影を見に行くつもりなんだろう。
だったら、俺も行く…。
着いたスタジオは、かなり広くて。
ウルフの撮影をしたような場所豪華なセットを拵えて、撮影が始まった。
…やっぱり、先輩だ。
自分の魅せ方を熟知しているからか、凄く綺麗。
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さくさく(プロフ) - とても楽しく読ませて頂きました! ぜひ続きを読みたいでとぅ。 (2015年2月15日 15時) (レス) id: 57034cf48c (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - まぁEXOはallペンというか、もはや息子を愛でる母目線なんですけどね 笑 更新楽しみにしてますね♪長文m(__)m (2014年7月26日 12時) (レス) id: 2863111703 (このIDを非表示/違反報告)
saya(プロフ) - 初めまして!めっちゃ楽しく読ませて頂いてます~!去年あたりからEXOにはまったエルプです☆ちなみにギュペンです!だからこの小説サイコー!!しかも主人公の年齢がガチで一緒だからテンションやばい(°∀°) (2014年7月26日 12時) (レス) id: 2863111703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:BB+ | 作成日時:2014年7月24日 11時