検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,796 hit

8 ページ8

.



赤葦が渡してくれたカイロを見つめる。
違うよ、そうじゃなくて、


「……、」

「赤葦、さむいね、」


もう一度いってみると、
彼は少し迷ったのか険しい顔をした。


「あのね、あかあし」


彼は、ん、と優しい顔で私を見た。
ね、赤葦、

冷たくてもいいからさ
赤葦の体温 感じてたいからさ



「……手、繋いだらあったかいんだよ」


やっとわかった、ってそんな顔して
あなたはやわらかく微笑んでくれたよね。



.

9→←7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 赤葦京治
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はあろ | 作成日時:2017年12月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。