【刀剣乱舞】はじめまして、こんにちは。 (ページ44)

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朱、四十四塗り　番外編　如月廿余二日の事ページ44

「夕陽さん、おはようございます……！」

夕陽さんが寝起きしている離れの障子をそっと開けると、まだ寝ているのか、布団がもそもそと動いた。

「夕陽さんっ、朝ですよー！燭台切さんが朝ごはん作って待ってます！」
「うー……」

もそっ、と起き上がった夕陽さん、僕よりも寝癖が凄いです……？

「うわああぁぁぁぁぁ！！！？」
「如何した五虎退！敵襲か！」
「薬研、戦場育ちだからってその考えはどうかと思うぞ」
「夕陽の部屋からだよ！？」

兄さん達が駆けつけて、同じように悲鳴を上げる。大広間まで聞こえたのか、鳴狐さん達も何事かと来て、また同じように悲鳴が上がる。

「ん～……むずむずします……」
「まさか、夕陽に猫の耳が生えるとはな……ご丁寧に尻尾まで」
「夕陽、尻尾、触っていい？」
「小夜君、朝ごはん食べてからにしようね？」

朝ごはんを食べているとき、お味噌汁が熱かったのか、冷ましてました……猫舌って事なんでしょうか？

「ゆうひ！ゆうひ！さわっていいですか！」
「今剣、僕が先」
「こらこら、夕陽を困らせてはいけないよ？」

朝ごはんの後、いつもの縁側で夕陽さんの猫の耳と尻尾を触らせてもらうことになりました！

蛍「わぁっ！ふわふわしてる！」
「ふふ、くすぐったいです」
五「虎さんの尻尾みたいです……！」
薬「ほぉ…なかなかだな」
小「次ボク」
今「ぼくですー！」
厚「次俺だな！」
乱「僕もー」
平「ふわふわですね！」
獅「お。俺の鵺とどっちがふわふわだ！？」
「「「「「「「夕陽の尻尾」」」」」」」
「お前達、こう言う時に兄弟っぷり見せるなよ……」

キ「おぉー！聞きしに勝る夕陽殿のお耳と尻尾！ワタクシ感激でございますー！」
鳴「夕陽、俺も触っていい？」
姥「お、俺が先に触ってたんだ！」
伏「カカカ兄弟もこう言っておる。夕陽殿、拙僧も触れて良いか？」
堀「僕もー！」

骨「猫だな」
鯰「わぁぁ！ふわふわ！」

清「何これ、可愛い！」
安「ちょっと、夕陽に触りすぎブスのくせに」
「関係ないし！」
和「おい、夕陽の上で喧嘩すんじゃねぇ」

燭「くりちゃんも触る？」
大「俺はいい……後で触る」
長「ふむ……なかなかだな」
鶴「夕陽！久々に驚かされたぞ！」

歌「いいねぇ……なかなか雅だね」
青「夕陽は敏感だね？あぁ猫耳の事だよ？」

博「俺も触りたかー！」
岩「博多の次は俺だ！がはは」

翌朝には戻ってました……ちょっと残念です。

珍しく台本書きです。数人不在だけど猫の日いぇい