朱、二十五塗り 鯰尾藤四郎の不憫 ページ25
「内番、なんで畑仕事なのさー」
「お前だったら容赦なく誰構わず馬糞を投げるからだろう」
「ちぇー」
骨喰は呆れ顔で畑の雑草を抜いている。
俺も渋々雑草を抜いて水を撒く。
「あ、夕陽発見！」
「関わるな。兄弟にも言われただろう」
骨喰の言葉を無視して、縁側に腰掛ける夕陽に向かって呼びかける。
「夕陽ー！遊びませんかー！？」
「やめろ鯰尾」
「いーからいーから！！」
呼んだものの、返事は一向に返ってこない。それどころか、縁側を駆けて来た短刀達の言葉に首を傾げては時折楽しそうに微笑む。
「聞こえてなかったのかな…？」
「近くに行ったらどうだ」
「えー珍しい骨喰がそんな事言うなんて」
「少しくらい、サボっても大丈夫だろう」
「…それは感心しねぇな？」
「わぁぁ！？」
後ろに立っていたのは兄弟である薬研藤四郎。内番でもないのに…？？
「一兄に様子を見て来いって言われたんだ」
「なんだ…驚かせるな」
「夕陽ガン見してたくせに良く言うぜ兄弟」
「う…」
「遊びたいなら明日でも良いだろ。あいつはいつも縁側のあの場所にいるんだから」
「そうなのか？」
「あぁ。お蔭でいちいちあの主の所まで行かずに済む」
薬研は本当に信じた人間しか大将と呼ばない。だから、今の主は主としか呼ばない。
「ま、取り敢えず俺っちは一兄に報告してくるぜ？鯰尾兄がサボってたってな」
「薬研んんんんんんんん！！！！」
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アイカ(プロフ) - 紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠ｐｃ垢さん» 反映されましたお騒がせしました！ (2016年3月10日 10時) (
レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠ｐｃ垢 - アイカさん» た、多分そうだと思います…作者のPCではちゃんとあがってるので…… (2016年3月10日 10時) (レス) id: a79284f49c (このIDを非表示/違反報告)
紅鴇ﾍﾞﾆﾄｷ＠ｐｃ垢 - まろん＠苗さん» や、やめてあげてくださいwww (2016年3月10日 10時) (レス) id: a79284f49c (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 何故か目次には猫の日のやつで終わってるのは私だけですかね？中は見れるのに… (2016年3月10日 8時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
まろん＠苗(プロフ) - 青江さん・・・まるでリトマス紙(( (2016年3月9日 23時) (レス) id: 585670301c (このIDを非表示/違反報告)
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