検索窓
今日:77 hit、昨日:31 hit、合計:6,348 hit

*第87話 ページ9

A (…ふーん、あの額の傷跡…。

やっぱり今世に来てたんだな)


細めた目は敵を見据えたまま、ゆっくりと両手を上げ手印を組み小さな声で呼ぶ。


A「……………"玉犬"」


白と黒の玉犬が影から出現させ敵へ向かわせる。
それに気付いた相手は玉犬の攻撃を躱しつつ、玉犬を他に伏せる。

その隙にAは五条の元へ近付いて拘束しているものをじっと見つめる。


五条「…え?恵?」

目を見開いてポカンとした顔をする五条にAは内心『可愛い』と思ったりしてた。

場違いな事を考えつつ、倒された玉犬を見て可哀想に思い再度の顕現はしなかった。


「?おや、伏黒恵がここに来るのは予想してなかったね」

A「…………」


じっと相手を見つめた後、五条へ振り返る。



五条「…A?…?」

A「…しー」

*第88話→←*第86話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。