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*第87話 ページ9
A (…ふーん、あの額の傷跡…。
やっぱり今世に来てたんだな)
細めた目は敵を見据えたまま、ゆっくりと両手を上げ手印を組み小さな声で呼ぶ。
A「……………"玉犬"」
白と黒の玉犬が影から出現させ敵へ向かわせる。
それに気付いた相手は玉犬の攻撃を躱しつつ、玉犬を他に伏せる。
その隙にAは五条の元へ近付いて拘束しているものをじっと見つめる。
五条「…え?恵?」
目を見開いてポカンとした顔をする五条にAは内心『可愛い』と思ったりしてた。
場違いな事を考えつつ、倒された玉犬を見て可哀想に思い再度の顕現はしなかった。
「?おや、伏黒恵がここに来るのは予想してなかったね」
A「…………」
じっと相手を見つめた後、五条へ振り返る。
五条「…A?…?」
A「…しー」
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時