今日:24 hit、昨日:31 hit、合計:6,295 hit
小|中|大
*第107話 ページ31
A「……ここにいる人達を助けてあげて?」
虎杖に心配されないよう、優しく微笑むAに虎杖は肩の力を抜いて返事をする。
虎杖「…うん。…任せて」
返事を返してくれた事に満足するとAは裏梅たちへ視線を向ける。
「やぁ、A久しぶりだね」
A「相変わらず白々しいやつだな」
「昔から、君は私に対してつれないね」
クスクス笑う袈裟の男にAは心底ウザそうな顔をする。
その後大きくため息をつく。
A「そりゃあ、嫌いだからね。
お前の事一度たりとも味方だと思った事はない。
昔から何か企んでいた。
今世にいるって事はそういう事だろ。
お前は目的を達成する為なら犠牲も厭わない。
その目的の為に、宿儺といた俺が邪魔で裏梅と手を組んで俺のこと殺したくせに」
『バレた』という顔をわざとするがAはイラッとする。
「…なんだ、そこまで気付いてたんだ。
君の事だから、そこまで分かってるとは知らなかったね。
私は君の事を測り違えていたようだよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
189人がお気に入り
189人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時