俺、平和主義なんで【3】 (ページ29)

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＊第105話ページ29

"加茂憲倫"

その名を聞いた途端、辺りはざわっとした。

加茂憲倫_____明治時代、呪術師御三家の一つである加茂家の人間。

そして、史上最悪の術師として有名である。

非道な実験を繰り返した事で御三家の汚点として知られている_____

五条封印も、今回の騒動も全て"加茂憲倫"が仕組んだ事である。

脹相は袈裟の男の元へ走り攻撃をしようとしたが、そこに白髪の着物を着た人物が現れた。

すぐに白髪の人物へ「穿血」を食らわせてから、一目散に袈裟の男と対峙する。

赤血操術を用いて戦うも涼しい顔でいなされる。

加茂、パンダ、虎杖が獄門疆を奪う為に、袈裟の男へ近付く。

だが____…

裏梅「氷凝呪法____『霜凪』」

袈裟の男に近付いていた3人を含んだ大多数が氷の餌食となってしまった。
動こうとすれば砕ける事を察して、各々動けずにいた。

脹相も右側をほとんど凍らされており、赤血操術を使って溶かそうとしていた。

裏梅は脹相にトドメを刺そうとしていたが、虎杖によって救出されたのだった。

どうやら、虎杖は宿儺関連で他より弱めに凍らされていたようだった。