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*第100話 ページ24
地下へ降りてる時に感じた気配を辿って走って行くと、そこには誰も居なかった。
というより、居た形跡はある。首から上がなく倒れている女の子と血溜まりの跡がある。
壁には一際大きい斬撃の跡に赤紫の血がついていた。
A「…一歩、遅かったか…」
小さく呟くとAは壁の跡をなぞるように触れる。
A (よっぽどのことがない限り、宿儺が出てくる事はあまり無い。
何かきっかけになるものは…)
と思っていると、遠くにある布を見つけた。
その布の所まで歩くと、10本ほどしまえるものだった。
持ち上げるとその布から宿儺の呪力を感じAは察したのだった。
A「……10本食わせて無理やり起こしやがったな」
だがAにも思うところがあるのか大きくため息をして頭をガシガシと掻く。
A「…まぁ、宿儺は退屈嫌いだし…。
強い奴好きだし…。
しょうがないっちゃ、しょうがないけど…」
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時