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*第99話 ページ23

その頃Aは、移動した後屋上のパラペットに座り込んでボーッとしていた。
しばらくして手をグーパーしたり、空へ翳したりしていた。
ゆっくりと大きなため息をこぼした。

A「ふー…。やっと落ち着いた。

初めての感覚についつい楽しんじゃったけど、こんな状態で皆に会いたくないからね」


両手でパチンと頬を叩き冷静になる。
『よっこいしょ』と声に出して立ち上がると周囲をキョロキョロする。


A「うーん…?誰かと合流しようかな…。

皆の事だし、地下にいるよね〜」


目的地を再び地下へ目指す事にしたAはテレポートで地下へ繋がる道に移動した。

階段などを伝って下へ降りていく。



ゾワッ


地下に降りている最中、突然背筋が凍るような重い空気を感じた。


A「………?なに、いまの?

……宿儺…?」

*第100話→←*第98話



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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時

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