今日:78 hit、昨日:31 hit、合計:6,349 hit
小|中|大
*第94話 ページ17
口元が引き攣る敵は、呪力に乱れがおき糸が緩くなった。
A (…気の狂った奴かと思っていたが、予想外の事をされると正気になるんだな。
んー……呪詛師やってる割にはまだだな)
小さくため息つくAは反転術式で腕を治し、テレポートで敵の背後に回る。
すぐに羽交い締めにし、逃げないように体を足で固定する。
敵 (…こいつ、反転術式持ちかよっ!!
くっそめんどくせーな!!
俺の動揺を察して一瞬で俺の背後に回ってきやがった。
こいつ術式すら開示せずに…っ
だけど、残念だったな…!!
…身動きできなくたって、術式は使えるんだぜ)
だがAが拘束した時に敵の術式を解除していた為、呪力が練れないことに焦るのだった。
A「油断禁物だったな。
術式どころか呪力も練れないだろ」
敵 (…何で、呪力も術式も使えない…!?
こいつ…何をしやがった…!)
A「…ふふ、お前の言う"欲"は中途半端だったな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
191人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時