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*第94話 ページ17

口元が引き攣る敵は、呪力に乱れがおき糸が緩くなった。


A (…気の狂った奴かと思っていたが、予想外の事をされると正気になるんだな。

んー……呪詛師やってる割にはまだだな)


小さくため息つくAは反転術式で腕を治し、テレポートで敵の背後に回る。
すぐに羽交い締めにし、逃げないように体を足で固定する。





敵 (…こいつ、反転術式持ちかよっ!!

くっそめんどくせーな!!

俺の動揺を察して一瞬で俺の背後に回ってきやがった。

こいつ術式すら開示せずに…っ

だけど、残念だったな…!!

…身動きできなくたって、術式は使えるんだぜ)


だがAが拘束した時に敵の術式を解除していた為、呪力が練れないことに焦るのだった。


A「油断禁物だったな。

術式どころか呪力も練れないだろ」

敵 (…何で、呪力も術式も使えない…!?

こいつ…何をしやがった…!)

A「…ふふ、お前の言う"欲"は中途半端だったな」

*第95話→←*第93話



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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時

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