*第89話 ページ12
Aは敵のテリトリーから離れた場所へテレポートする。
手を口に当てて少し笑っていた。
A (…宿儺が居るという事はあいつらも居ると考えていた。
ただ、日本全土のどこかってなると探すのに苦労するなと思っていたが…
まさかこんな所で会うなんて手間が省けたな)
口に当てた手を下ろすと歩き始めた。
A (…あいつの目的は定かではないが、せんせーの封印は目的の一つとして考えてよさそうだ。
せんせーの封印に基づいて、呪詛師が動き出す可能性は高い。
…なら、俺は一般人を守る為に呪詛師を倒す方向で行動するか)
『よし』と思い地上へテレポートし、周囲を観察する。
Aは人の気配を感じない為、ビルからビルへ飛び乗り地上を見下ろしたり帳を見たりしていた。
すると何処からか遠くで名を呼ぶ声が響いた。
虎杖「ナ・ナ・ミ・ン!!ナ・ナ・ミ・ン!!」
A「おわー…。虎杖くんの声こんなに響くんだ〜」
虎杖「五条先生、封印されたって!!」
A「!情報がもう伝わったのか…
なら、話が早いな」
『此処は彼らに任せようかな〜』と思い、テレポートでその場から移動する。
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月28日 2時