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*第50話 ページ10

虎杖は自分の代わりに攻撃を受けたAが心配で、東堂から視線を逸らしてしまい、もろに攻撃を食らってしまった。


虎杖「あ"っ…!?」


ビリビリとした痺れが腕に走ったが、すかさず東堂から数発蹴りを受けた。
辺りに血が飛び散ったり、頭を木にぶつける音が何度も響いた。

痛みに悶えていたAはハッとし、虎杖の所へテレポートする。
東堂の背後だった為、攻撃をして虎杖から気を逸らそうとした。


東堂「…はっ、お前はこの程度の実力じゃないだろう

もっとだ!もっと本気で来い!」


A「…はぁー!!

暑苦しいやつだなぁ。

お前の狙いは虎杖くんでしょ、何で俺の腕掴んだ訳?」


東堂「…あぁ、そうだったな。

あの時の答えを、俺はまだ聞いていない。

今一度聞く為に、お前を引き留めたのだ」


A「はぁ?答えたじゃん。

女に興味ないって」


東堂「なら、女を限定せずに聞こう。

好きなタイプは」



A (…こいつ、めんどくさー!

何?好きなタイプってそんな重要か!?

好きなタイプとか考えた事すらないわ!!

答えなきゃダメなんか!?

……えぇー、好きなタイプ?

うぅーん……)



悶々と考えるAはハッとし、渋々と言った顔で答える。


A「……宿儺」

*第51話→←*第49話



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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時

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