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*第74話 ページ37
最寄り駅に着いたAはそこから高専への道のりを通って階段を登る。
高専に着き、建物の中へ入って五条の元へ一直線する。
ところが五条は椅子にもたれかかる様に寝ていた。
A「…?…せんせー寝てる?」
近くまで近寄り、小声で声をかけるも反応がなかった。
微かに寝息が聞こえたAは、手に持っていた箱を冷蔵庫へしまいに行った。
また戻ってくると、五条に触ってみようとしていたが『起こしちゃうよな』と思ったのだった。
思いついたAは五条の隣に椅子を持ってきて静かに座った。
A (しっかり見る機会がないから、これはチャンスなのでは……?)
じーっと五条を見つめるAはそんな事を考えていた。
『アイマスク越しでも綺麗だよな〜』とか『寝てる時も術式使ってんのかな』とか思ってたり…。
五条「……んー」
体を少し捩った時に小さい声で唸り、びっくりして一瞬呼吸が止まった。
A (…っ、びっくりしたぁ!?
思わず息止めちゃったよ…)
しばらく五条を見ていたAはうとうとし始め、五条にもたれる様に眠ってしまった。
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時