*第46話 ページ4
A「…ふーん。
俺が虎杖くんに肩入れしてるの知っててこれかぁ。
虎杖くん殺したら、俺がどうするとか考えてんの?」
楽巖寺「…邪魔をしに来たのか?冷やかしか?」
A「んはは!冷やかしなんて俺がすんの?
邪魔はするとしてもさぁ〜…
『宿儺の器』ってだけで殺すなら、俺は虎杖くんを守る為に邪魔はするね。
……例え、呪術界を敵に回してもね」
目が笑ってない事に気付いた一同はスッと背筋が凍るのを感じた。
A「…まぁ、上層部が虎杖くん殺す事が決定事項なのは知ってるけど
俺もその"対象"だろ
誤魔化す事も惚けるのも無しな
上層部に喧嘩売った情報はあんたにも筒抜けだろうし」
無言になった楽巖寺にAは図星だなと頭をガシカジ掻いた。
しかし、楽巖寺に同意する生徒から突っかかってくる。
真衣「肩入れ以前の問題でしょ。あれは人間じゃない、化け物よ」
加茂「そうだ。今のうちに虎杖悠二を殺さなければ、呪術界だけに限らず非術師にも被害を食らうのだ」
A「虎杖くんの事を何も知らない奴からすれば、宿儺の器ってだけで危険視するのは知ってるよ。
だけど、俺達は虎杖くんがどういう人間かを知ってる上で殺す事を許してないわけ。
殺す言ってるけど、殺される覚悟はちゃんとあるってことでOK?」
真衣「…は?」
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時