*第45話 ページ3
【京都校サイド ミーティング】
京都校もまた、交流戦が始まる前に作戦会議をしていた。
楽巖寺「宿儺の器 虎杖悠二は殺せ」
京都校の学長は虎杖を殺す事を優先にしており、交流戦に扮して殺すよう生徒に命じていた。
生徒の中には確実に殺すにはどうするのか、絶対に殺したくないという者もいた。
バキィッ
東堂が襖を蹴り飛ばし、廊下へ出ようとしていた。
作戦会議に入るよう、東堂に言うも
東堂「謀略、策略勝手にやってろ
ただし次俺に指図したら殺すぞ」
A「……わ、びっくりした。
作戦中にごめんよ〜」
殺伐とした雰囲気に似つかわない男が挨拶に来たのだった。
ざわっとしたが、すぐに落ち着いた。Aと会った”2人”を除いて。
東堂はすぐに何処かへ消えた。
楽巖寺「…貴様、柊Aか」
A「せーかい。虎杖くん見た瞬間、交流戦というより交流戦に扮して殺すんだろうなって思って。
一応挨拶しとこうかなって」
ニコニコ笑うAに楽巖寺は眉を顰めた。
A「生徒を使って虎杖くん殺すよう命じるって上層部も相当腐ってんねぇ…」
楽巖寺「あやつは『宿儺の器』だ。
貴様が虎杖悠二に肩入れしてるのは知っている。
だが、世の為には殺さなくてはならない」
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時