*第55話 ページ17
Aは呪霊を探していると、遠くから色んな音が聞こえた。
A「おーおー、やってんね〜。
すごい音がしたけど、誰だったんだろ?」
ザッザッと森の中を歩いていると、遠くで倒れている人影が見えた。
近付いて見ると、三輪だった。
トントンと肩を叩いたり、声をかけるも反応はなく…
怪我をしてるのかと思ったが、血の匂いはしなかった。
首を傾げて原因が分からないAは『どうしよう?』と思っていたら、スースーと寝息が聞こえた。
狗巻の呪言だと察知した。
A「まだ残りの呪霊はいるだろうし
このまま放置だと危ないな…」
キョロキョロ辺りを見渡すと、烏が三輪を見つめていた。
三輪を抱え烏に手招きをした。
ついてきた事を確認したAは安全な場所まで移動し、そこで三輪をゆっくり地面に下ろした。
目印になるよう、木の枝に制服を吊るした。
三輪の近くの地面に『ここにいるよ!』と書き記した。
烏に向かって『OK?』と合図を出してその場から去って行った。
作者から
更新遅くなってすみません。
この話を更新しようとしたら寝落ちしてしまいました。
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時