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*第54話 ページ14

呪霊を探して歩いているAだが、ずーっと視線を感じており目線だけそちらに向ける。

A (なんだ、烏か。呪霊か何かかと思った。

……?でも、この烏から感じる視線をさっきからずーっと感じてたが……)


『まさか視線の正体こいつか』と思ったAは烏の目の前に一瞬で近付いた。
そして烏の目をじーっと見つめていると、何となく呪力を感じ取った。

A (!…なるほど、烏の目と術者の目を共有してるのかも。
それを先生達が見て、東京校・京都校の様子を見てるわけか)


『なるほどなぁ』と感心しているAだったがハッとする。
『先生達が見てるって事はせんせーも見てるって事!?』と思ったAは烏越しに手を振りすぐに木から飛び降りた。
再び呪霊の索敵を始める為に歩き出した。

だがAのいる場所には呪霊は居なかった為、別の場所を探そうとしていた。
戦ってる人達の離れた場所に居そうだと考えたAはパチンッと手を叩くとその場から消えた。


その様子を先生達は見ていた。



冥冥「…ふふふ。中々に面白い子じゃないか。

まさか烏を使って見ている事に気付くとはね。

手を振っていたのもその合図かな?」


五条「手を振ったのは僕にだろうねー。

彼、僕の事大好きだから










てか、A反転術式使えたんだ」

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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時

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