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*第52話 ページ12
東堂と肉弾戦を繰り返していると、視界の端にピクッと虎杖の体が動いたのを視認した。
バッと顔を虎杖に向けると、ゆっくりとだが虎杖が立ち上がっていた。
東堂「よそ見をするな!!
俺との戦いを!」
咄嗟に前に腕をクロスすると、木にぶつかりながら遠くへ吹っ飛ばされた。
A「…あ"ー!!あいつやだー!また吹っ飛ばされたー!!」
目を凝らしてもAの姿が見えなくなった為、東堂は肩を竦めた。
東堂「…ふー、やれやれ。強いと思ったのは俺の勘違いか。」
他の生徒を追うとする東堂の背後では、虎杖が立ち上がっていた。
それを感じ取った東堂は『こいつマジか!』と笑っていた。
虎杖「……人の頭ボカスカ殴りやがって。
これ以上馬鹿になったらどうするんだよ!」
東堂「心配するな
『男の子は馬鹿な位が丁度いい』
と高田ちゃんが言っていた」
そうして、東堂vs虎杖が再び始まったのだった。
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作者名:虚無 | 作成日時:2024年1月7日 3時