俺、平和主義なんで (ページ10)

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＊第8話ページ10

宿儺「…せっかくお前と会えたのだ。しばらくはこのままでもいいだろう」

A「宿儺に好かれるのも、甘えてもらえるのも、とても嬉しいけど今の君は周りからしたら怖いんだよ？

君に耐性の無い人も多い訳だし。

俺は宿儺に無理強いをしたく無いし、本人に負担を強いたくないんだ。ね？」

ニコッと笑うAから、僅かながら殺気を感じる。
宿儺はそれを感じた取りケヒッと笑った。

宿儺「……久しいな、お前の殺気が。良いだろう、お前に免じて小僧に体を返してやる」

A「本人の体使うより、生得領域に連れ込めば沢山話できるのに」

宿儺「今度からそうする」

その言葉を皮切りに宿儺はスッと中へ戻った。顔にあった紋様も消えて、宿儺の呪力も落ち着いていた。

五条「君達セットだと危なっかしいね。
もし何かしたら、僕が殺してあげるからね！」

A (とんでもない脅しの仕方だな。

まーた、俺六眼の呪術師に殺されんのかー。でも、確実だな)

宿儺が中へ戻った為、全体重がAにのしかかる。少し怯むがすぐに態勢を持ち直し、背中に担いで3人について行った。

⭐︎おまけ⭐︎

虎杖が目を覚ました

ﾊﾟﾁｯ

虎杖「…んぁ？
……？
え、なんで俺背中に担がれてんの？？

なんで誰も言わんの？」

伏黒「お前何も覚えてないのか？」

虎杖「へ？」

〜〜ｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ〜〜

虎杖「つまりそういう事！？」

A「そういう事」

虎杖「へー、なるほど。オッケー！俺、虎杖悠二よろしくな！！A」ﾆｺｯ

A「…〜っ、よろしく！」

A (眩しい。あれは善人だ。善人の塊でできている。
しかも笑った顔可愛い。

…………………よし、虎杖を甘やかしていこう(()