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*第7話 ページ9

A「あ、そっか。そうだったな。宿儺は敵だったの忘れてた。

『安心して』って言われて、出来ないと思うけど
宿儺と一緒にいたと言っても、俺は殺し一切してないよ。

どちらかと言うなら、そばに居ただけだし。」

伏黒「どんな理由でも信用はできない」

A「まぁ、警戒する方が正解だね。

宿儺と長年の仲は事実だけど、お互い根本が合わなかったんだよね。

宿儺は殺す事が好き、俺は平和主義で人助けする。

宿儺と一緒にいるようになった理由は術式が関係してたからだった気がする。」


五条「へー、昔の人や宿儺が目をかけるくらいの術式なんだ。気になるね〜。

ここで見せれるものかな?」



A「うーん、使ってもいいけど困るのは君達だと思うからここで使うのは遠慮しとくよ。

せめて安全な場所がいいね」


そう言って首を振って拒否を示したAに、五条は「そっかー」と返したがめげずに「じゃあ、高専に行けば見せてくれるんだね!!」と半ば強引に話を進めていた。

Aは、苦笑いしつつ後ろから宿儺に抱きつかれながら、3人達と歩き始めた。


A「……宿儺」


宿儺「?」


A「そろそろ"本人"に体の主導権返してあげなよ。

宿儺との感動の再会とやらは終えた訳だし、本人ともお話がしたいなー」

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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時

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