*第40話 ページ46
振り返った先には体中がツギハギの男がニコニコして立っていた。
真人「せーかい!よく分かったねー!」
A「改造された人間からお前と同じ呪力を感じるんだよ。
しかも呪霊だろ、お前」
A (呪霊相手に特に支障はない。
だが、俺との会話が成り立つという事は"特級呪霊"だな)
真人「あっははは!!
そう、それもせいかーい!俺は呪霊の真人!
そして人間を改造した犯人も俺であってるよー!」
ニコニコと楽しそうに笑う真人に反してAは少し嫌な顔をした。
A「……これは骨が折れそうだ」
Aは真人が造った改造人間による攻撃を受けていた。
しかしAは改造人間にされたもの達は助からないと思い、次々に殺していく。
真人「お前、呪術師だろー!
人を守る為に戦う奴が、簡単に人の命を奪うんだなー!」
A「…、随分とお喋りな奴だな。
助かる命なら助けてるさ。だけど、改造された人間は助かる確率は低い。
なら、殺すまでだ」
Aは真人が出した改造人間を倒し、1対1になった。
A「……手で触れる事で発動する術式、だと思っていたけど。
もしかしてその口か?」
真人「勘が鋭いんだね、君って!
そ、俺の術式は【相手の魂に触れその形を変える】
"無為転変"
……さぁ、君はどうする?」
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時