*第39話 ページ45
Aは呪霊を倒す事で、ある事に気付いた。
A「…なるほど、違和感の正体はコレか。
随分と悪趣味だな」
制服のポケットからスマホを取り出して写真を撮る。
撮った画像をじーっと見つめて、大きくため息をこぼした。
A「…あ"ー。残穢からして敵の仕業だよな。
まさか人間を改造してるなんてさ」
スマホをポケットにしまったAはしゃがみ込んで、"人間だったもの"に手を合わせた。
そして、ゆっくり立ち上がり出口へ足を運んだ。
A「あー、嫌だ嫌だ。
マジで遭遇したくないタイプだ」
それから大体の確率で『改造された人間』が任務内容になっていた。
A (……あの日の任務から急激に増えたな。
呪霊か呪詛師の2択だけど……
俺は医者じゃないから明確には言えないが
術式か何かで無理矢理やられたくさいな)
それも【手で触れる事で発動する】とか?
なんてAは考えたがゆっくり首を振る。
A「…ふー、考えすぎかな」
背後から忍び寄る影にAは考えるのを止め、後ろを振り返った。
A「………お前が犯人か」
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時