*第4話 ページ5
?「わー!忘れて悪かったって……(汗)」
宿儺「……(怒)」
子供の喧嘩のようなやり取りだが、相手は『呪いの王』として名を馳せている両面宿儺だ。
伏黒 (......軽々しくしているが、この男何者だ。仲がいいだけで成り立つものなのか)
眉間に皺を寄せて見つめると相手と目が合った。
?「あー…、んー…と。どこから説明しようかな。
単刀直入に聞くけど、君達は"転生"って知ってる?信じてる?」
釘崎「転生?…そういうのは仮想世界のものでしょ。
私はあんまり信じてないわ」
伏黒「時と場合によるな」
五条「僕も恵と同じかな〜」
?「だよね。普通は転生なんて信じられないもんだよね。
転生っていうより、輪廻転生が近いかな?
信じてもらえないかもしれないけど、実は俺今回含めて"4回"
転生してるんだよねー。
必ず過去の記憶、同じ術式、同じ姿をしたまま」
"その人"は不機嫌な宿儺を宥めながら、簡単に説明をしていく。
?「まず1回目は宿儺が『呪いの王』になるずーっと前から一緒にいたことがある。」
伏黒「!?」
?「んで2回目が宿儺が『呪いの王』として轟かせた後」
?「3回目はいつ頃だったか忘れたけど、御三家が統一してた頃かな?」
?「同じ姿で、同じ術式を持っていたという情報が、何故か御三家に継がれてたみたいで
御三家の1人、六眼の無下限呪術の持ち主に警戒されてたみたいですぐ殺されちゃった」
とんでもない事を暴露し、少し穏やかだった空気に亀裂が走った。
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時