*第33話 ページ39
Aと真希はそれぞれ持ち場につき特訓を始める。
最初の時は、真希に武器での特訓でずっと負けていたAだった。
だが、慣れ始めた頃にAから反撃をされるようになり押され始めた。
A (えーっと、真希さんの動きだとこうやって武器をいなしてたな。
あとは、反撃をされた時に出来た僅かな隙を突けば自ずと大きな隙になるな)
真希はAの視界から消えるように、下へ潜り込んで攻撃しようとした。
しかしAは武器を持ち替え攻撃を受け止める。
真希に強く押されるが軽くいなすと、強く押した反動で真希はバランスを崩した。
すぐに体勢を立て直そうとするが、直す前にAから攻撃をされ真希は倒れてしまった。
A「やっと一本取れたぁ〜…
武器自体使い慣れないし、真希さん強いしで
達成感すごいなぁ!」
真希「おー、よくやった。
私から一本取れたから、前より強くなってんじゃねぇか?」
A「ほんとか!?
でも、真希さん武器の使い方上手かったからさ!
俺にとってはすごく参考になったよー!」
Aは嬉しそうに言うもんだから、真希は少し照れくさそうにしていた。
A「体術や術式だけを強くした方が良いんじゃないかってずっと思ってたんだがな。
今のところ、武器を使った戦いは想定してないが出来ることを増やす事は悪い事じゃないからな!
俺、飲み物買ってくるけど水とかスポドリとかでも大丈夫か?」
真希「さんきゅー、助かる」
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時