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*第32話 ページ38

A「俺はせんせーみたいに優れたものがある訳じゃない。
だから、せんせーに近付けるように頑張るね〜

近々交流戦もあるし、準備や任務終わらせてくる〜」


五条に分かれてを告げて、Aは寮へ足を向けて歩いていった。
Aの後ろ姿を五条は無言で見つめていた。
何を考えていたのか五条のみしか知らない。

A「………、さぁて"これから"に向けて色々準備しなきゃな」




上層部に喧嘩を売ってから、数日間Aは任務と特訓の繰り返しをしていた。
現在特訓して休憩に入っていたAは実践に向けて色々考えていた。

A (呪力の貯蓄もいい具合に溜まってきたな。

あとは、実践が必要だなぁ

何となくコツが掴めてきたしもう少しぐらいか?)

真希「おい、A」

A「?」

真希「お前、体術だけの特訓しかしてねぇだろ。

ほら、これ貸してやるから

長物の武器でも扱えるようにしとけ」

そう言ってAに長物の棒を投げ渡す。
キャッチしたAはまじまじと見たり、握ったりしていた。

A「おぉ〜、武器触るのも扱うのも初めてだー!」

真希「武器は特訓でとにかく覚えろ。

慣れた頃に私から一本でも取れたら上出来だ」

*第33話→←*第31話



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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時

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