*第20話 ページ25
照れた五条にまたもや可愛いと思った様で頭を撫でるA。
流石に色んな意味でやばいと思った五条は『あー!!ほら、任務任務!』とAを引っ剥がした。
A「……ちぇ。
いーじゃんかぁ〜、善人大好きだし、平和主義な俺だけど東京校のやつはみんな好きなんだぞー!!!
せんせーも大好きなんだから、別にいーじゃん減るもんじゃないし!!」
五条「いやいや、大アリだよ。気持ちはすごく嬉しいけども!!
いくら君が長く生きたとしても、見た目は学生なんだよ!?
僕の立場が危ないよ〜!」
A「……!!なるほど。人目がつくところはダメなんだな??
よし、ならせんせーしかいない所に行けば問題はないな」
五条「……ぁー、うん。…もう好きにして」
返答するのすら疲れた五条は諦めたのだった。
許可をもらったAはとても喜んでいた。
A「んはは!んじゃ、任務行ってくるねー!」
足早に廊下から去って行った。取り残された五条は大きくため息をつきそのまま廊下を歩いていた。
五条 (……他の生徒達は僕に冷たく接するからAみたいな素直なタイプは慣れないな〜。
悠二も素直で元気いいけど、Aは素直と褒めるをしてくるからどう返事していいか分からないもんだね〜。
多分、これからあの調子で僕やられるんだろうなー……
嬉しいんだけど、僕も大人だから尊厳を保ちたいな〜)
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時