*第18話 ページ23
パチッ
目が覚めたAは、ゆっくりと起き上がった。
朝日が出て時間を確認すると、制服に着替え始めた。
A (んー、久しぶりに宿儺と長く話したな。俺も宿儺も変わってないな、昔から。
今世での楽しい事あれば、宿儺といっぱい共有しよ〜
にしても、制服は着替えやすいなぁ。着物の方が大変だったから余計かな)
身だしなみを整え、部屋から出て廊下を歩いていた。
A (流石に今世では、呪術師として働かなくてはな。
最初は階級の低い任務からコツコツやった方がいいのか。
手っ取り早く階級の高い方からこなした方がいいのか。
……うーん、これはせんせーに尋ねた方が良いかな)
うーん、と考えていたAだったが、呼び止める声にハッとした。
声のする方に顔を向けると、五条が『おっはよ〜』と手を振ってくれていた。
A「!せんせー、おっはよ〜!!」
嬉しそうに返事をし五条にコアラのように飛びついた。
五条「おわっ。僕の術式解いて飛びついてこないでよ〜。びっくりした(笑)
てか、何々??そんなに僕に会いたかったわけ〜?」
ニヤニヤした顔でAを揶揄った五条だが、Aは元気よく『うん!会いたかった!』と素直に返事した。
五条「……、へっ?」
まさかそうだとは思わなかったみたいで、素っ頓狂な声が出た。
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時