*第17話 ページ21
Aの話にそういえば、そんな事あったなと思い出した。
宿儺の前では見せずに、Aが1人でいた時にそういう出来事があったようだ。
A「あいつらも宿儺の事気にかけてくれるのは嬉しいけどさ。
正直言って邪魔なんだよね。
だから、あいつらを従えてる宿儺に許可をもらおと思って。
あいつら、俺の平穏のために殺しても良い??」
宿儺に笑いかける様子は様になっているが、内容が物騒である。『あ、今すぐじゃないよ』と慌てて訂正を入れるAに、宿儺はケヒッと笑い始めた。
宿儺「……そうかぁ。………んー、そうだなぁ。
殺すのは構わん。だが、俺の目的のためにあいつらはまだ必要だ。
せめて半殺しくらいなら問題ないだろう。
目的が達成されたらあとは好きにしろ。俺は興味ない」
宿儺から許可をもらったAはとにかく嬉しいようで頰を綻ばせていた。
そのままの勢いで再び宿儺に抱きついた。
延長線で2人は昔の思い出に想いを馳せて語り合っていた。
⭐︎おまけ
宿儺「ほおー、反転術式が使えるのか。良いではないか。
昔は使えなかっただろう?」
A「そう!全然分かんなくって、怪我するたびいつも宿儺に反転術式かけてもらってたけど!
転生3回目の時にやっと反転術式のコツが分かって、自身にかけるのは出来るようになったけど。
宿儺みたいに他人もは出来なかったんだー。
ただ、術式の幅を拡げるように頑張ったから
呪力の蓄積のみに他人へ反転術式も可能にしたんだー!」
宿儺「……なら、お前と戦うの楽しみだな。」
A「えー!?やだよ。ただでさえ宿儺、領域展開も強いのに。
俺、術式と領域展開の相性クソ悪いんだぞー…」
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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時