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*第13話 ページ15

さも当たり前のように、宿儺を殺す発言するAを一同はびっくりした顔をする。

釘崎「A、あんた簡単にそんな事発言しても大丈夫なわけ!?

相手はあの宿儺よ?」

パンダ「そうだぞー。いくら宿儺と仲が良くて居た時間が長いからって、発言には気をつけた方がいいぞ?」

A「んーまぁ、軽く聞こえたかのように思うかもしれんけど

だからって宿儺を野放しにしてもいいの?

宿儺だからって理由で諦めるの?怯むの?逃げるの?

宿儺が居なくならない限り、特級呪物の指も残ったままだし
その指で特級呪霊も増えていくだろうし。

対抗出来るように、今こうやって特訓して鍛えてるんでしょ?」


「「…………」」

A「宿儺と互角に戦えるのは、ごく稀しかいない。

もしかしたら、せんせー頼りになるかもしれない。

どういう状況下に置いても、五条せんせーは心強いし頼りになるけど

せんせーは万能じゃない。

自分の術式をどれだけ強く、どれだけ幅を拡げれるか

そこが重要だよ。

いつだって、困るのは自分自身だからね?」

Aは皆に諭すように話した。
少なからず、思い当たる所があったのか黙ってしまった。

A「呪術師になる理由は、人それぞれだけど

いざっていう時の行動や判断は自分にかかってるんだよ。

だからもしもの時の対応といったものは、先生に尋ねて

実際の行動は自分でするってやる方がいいと思うよ」

*第14話→←*第12話



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作者名:虚無 | 作成日時:2023年12月19日 22時

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