04 Side,九条天 ページ5
「千さん待ってくださいよ！！！
なんで勝手に逃げるんですか。俺だけスタッフさんに怒られましたよ！？」
突然、降り掛かった声に耳を疑った
その声は、隣にいるはずのAとそっくりな声だった。顔を上げると、そこには＿＿
＿＿ Aとそっくりな顔をした少年が、息を切らしながらこっちに走ってくる
その少年は、Aを見るなり驚くような素振りを見せる
うっすらと目に涙を貯めて、慌てながら百さんたちの後ろで立ち止まる。Aからは見たこともない
Aの方を見ると、感情は無くただただ彼を見つめていた
…… いや、違う。これは睨んでいる。人を睨む姿なんて見たことなんて無かったから、驚いている
少しの沈黙が、ボクらに流れる
すると、その沈黙を破ったのはさっき来た少年だった
「…… ひ、久しぶりだな…… A」
「……………… 久しぶりだね、
にへら、と2人は笑顔を見せた
尭、と呼ばれた少年は顔を真っ赤にさせて涙が頬を伝った。そして、百さんの後ろからAの前に出てきた。あぁ…… なんだか久しぶりにあった陸を思い出しそうだ
「…… は、話したい事があるんだ
今、時間ある……？」
「…… 天きゅんいい？」
「ボクはいいよ
気にせずに長く話してきな」
「ありがとうね
オレも丁度話したい事があったんだ〜。…… 行こう、尭」
「っ、あぁ！！」
少年はAの手を引き、ボクたちから離れていった
その間、ボクは千さんたちと一緒に仕事の打ち合わせをしていた。すると、急にスタッフさん達が局から慌てて出てきた
千さんが1人のスタッフさんを引き止める
「何かあったんですか？」
「どうしたもこうしたもないよ！
尭君が殴られたって！」
その時、千さんを置いてボクと百さんは走っていた
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凛 - 続きが滅茶苦茶気になる…主人公達兄弟はどうなるのか、主人公と天の関係はこのまま戻らないのか…今後の展開が楽しみです！！ (2020年7月21日 15時) (
レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
とらちゃん(プロフ) - 竜持さん» まだリクエストは受け付けておらず、ご希望にお答えすることはできませんが、参考にさせて頂きます。本当にすみません。また後日、番外編のリクエストを受け付けるかもしれないので、その時はまたよろしくお願いします。 (2016年11月28日 18時) (レス) id: c2527a9838 (このIDを非表示/違反報告)
竜持 - 両方含めてですかね？リクエストなんですが番外編で九条君の家でイチャイチャが読みたいです。ヨロシクお願いします (2016年11月28日 3時) (レス) id: 48bf855cad (このIDを非表示/違反報告)
とらちゃん(プロフ) - 竜持さん» コメントありがとうございます！ネタバレは出来ないのですが、あの2人を暖かく見守ってください。えっと…… リクエストは番外編の方ですかね？それとも、その他ですか？ そう言ってもらえて嬉しいです。更新頑張ります！ (2016年11月26日 19時) (レス) id: c2527a9838 (このIDを非表示/違反報告)
竜持 - はじめまして竜持と申します。毎回更新楽しみにして読んでいます。九条君と夢主くんちゃんとよりを戻してくださいね。質問なんですがリクエストを受け付けていますでしょうか。これからも更新頑張ってください。応援しています！ (2016年11月26日 15時) (レス) id: 48bf855cad (このIDを非表示/違反報告)
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