現代の天使、ロック・アウト？ 【IDOLiSH7】【男主】

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2人に「用事がある」とだけ言い残し、その場から立ち去る


帰り道を漕いでいる。風が冷たい、まだ寒い時期には早いのだが、風が冷たく感じる。自転車を漕いでいるから冷たい、と言うより涼しいと言った方がいいのだろうか


最後、ろくちゃんは何を言いかけたのだろうか……
聞きたくなかったから、背を向けてしまった。ろくちゃんの顔を見たくなかったからだ。あんな今にも泣きそうな顔を見ると、胸が痛くなる


自転車を脇に止めて、家の中に入る


すると、そこにはろくちゃんとダイさんを含めたIDOLiSH7、TRIGGER、Re:vale、そして尭の姿があった


ちっ…… 尭の野郎、家を教えやがったな




「今日は閉店で〜す…… って言っても聞かないか
それで、今日はどうかしたんですか？」

「っ、A……「尭は黙ってろ」…… 悪ぃ」




目を伏せて、無言になる


この間の事のせいか、百さんと千さんの警戒心が強くなったと思う。まぁ、仕方がない、オレがその位の事をしたのだから


けど、それよりも酷いことをしたのはそっちの方
そんなのにも気づかないなんて…… いや、尭が言っていないだけか。呆れる、自分が被害者になったらすぐに喚くのに……


あー、なんだろ。苛立ってきた





「単刀直入に聞かせてもらうぞ
俺らTRIGGERは、天以外はAKIRAの事件について何も知らない
IDOLiSH7は、和泉弟と四葉と逢坂は知ってる
Re:valeは全員知ってる…… で、合ってるよな谷野川」

「あってるよ、がっくん」

「で、AKIRAと何があったんだ」

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