現代の天使、ロック・アウト？ 【IDOLiSH7】【男主】

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出前に行くため、自転車を漕いでいると、知っている背中を見つける


けど、その前にカメラがあったから話しかけず隣を過ぎる。オレが振り返ると、気づいたのか待ってろ、と口パクで言われた


丁度近くだったし、手っ取り早く出前を終わらせ、彼を待つ
すると、肩を叩かれ、振り返ると頬をつつかれた。くっそ、それはオレが天きゅんにするために存在してんだよ！！(嘘)





「どーかしたんですか、ダイさんにろくちゃん？」

「いや、お前を見つけたから話そうかな、と
それにナギがお前と話したいって騒いでたんだよ。悪かったな」





最後の言葉は小声で言うダイさん


ろくちゃんの方を見ると、嬉しいのか何か騒いでいる。あー、そう言えばこの2人に会うのって久々かもしれない。確か…… 勝手に皆にあだ名つけた時以来か……？


思い出そうとしていると、急にろくちゃんに話しかけられた





「My,god 1つお聞きしたいことがありまーす」

「ん？何？」

「前に聞いた話ですが、AKIRA氏とケンカしたそうですね？」






言葉が詰まる


流石は芸能界。情報が行き交うとは聞いていたが、これほど早く彼らの耳に入るとは……。正直言って油断していた


真剣な眼差しで見つめてくるろくちゃん
後ろにいるダイさんは、何かを察しているのかオレと目を合わせてくれない。うわっ、ちょっと傷ついちゃうな〜




「そうだよ、尭を殴ったよ？
それがなにか？失望した、呆れた？」

「…… ホントウ、だったんですね……
信じたくありませんでした……」

「………… そう」





ねぇ、ろくちゃん。なんで悲しそうな顔するの？


可哀想って言いたいの？呆れたっていいたいの？意味が分からない。他の人の考えている事が、全く分からない

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